ビートルズ最後のアルバム「アビーロード」全曲収録+解説!歌詞和訳つき

アーティスト系
洋楽
1969年にイギリスで発売したラストアルバム「Abbey Road」、1970年に「レットイットビー」が発売されているが、実際のところレコーディングはアビーロードの方が後のため、事実上アビーロードが最後のアルバムと言えます。
アビーロードのジャケットは4人が横断歩道を渡っているジャケットとして有名ですね。

今回はそのアビーロードの楽曲を順番通り歌詞和訳つきで紹介したいと思います。
アビーロードの楽曲はメドレー部分があるので順番が大事になっています。
Youtubeなどで聞くと一曲一曲切れてしまいますが、アルバムで聞けば収録選曲44分9秒という一曲を楽しめます!

ビートルズの楽曲の中でもアビーロードは解釈が難しいですが、楽曲と歌詞を理解して楽しんでいただき、背景を知っていただければと思います。その後に、最後に少しアビーロードの裏話や小ネタも書いてるので読んで楽しんでください!




Come Together - The Beatles
ボーカル作曲ともにジョンレノン。ジョンのお気に入りの曲で彼自身上手く歌えたと絶賛の一曲となっている。初期のアルバムの歌詞カードには「対訳不可能」書いてあるほどだ。憶測としてはビートルズの各メンバーについて皮肉っているような歌詞である。

Something - The Beatles
ボーカル作曲ともにジョージハリスン。ジョン、ポール、フランクシナトラ、マイケルジャクソンなどが20世紀最高のラブソングと絶賛している。イエスタデイに次いで2番目に多くカバーされた曲でもある。冒頭の歌詞はジェームス・テイラーの楽曲「Something in the Way She Moves」から取っている。ぜひ聞いて欲しい。

Maxwell's Silver Hammer - The Beatles
ボーカル作曲ともにポールマッカートニー。歌詞は物騒なものとなっているが、ポールは「突然の状況悪化という当時置かれていた状況をモチーフにした。」と語っている。この曲は他の3人には気に入られずジョンは「ポールのおばあちゃんソング」リンゴは「最悪のセッションだった」と語っている。

Oh! Darling - The Beatles
ボーカル作曲ともにポールマッカートニー。ポールは喉が潰れるのを覚悟で何度もレコーディングしている。1:08秒からの力強い歌声は必聴だ!ジョンは「この曲は僕のスタイルに近い、でも彼が書いた曲だからしょうがない。彼にセンスがあれば僕に歌わせていただろう」と、少し嫉妬を含めたコメントをしている。

Octopus's Garden - The Beatles
ボーカル作曲ともにリンゴスター。リンゴがイタリア旅行中、船の船長にタコの習性を教えてもらった時にアイデアを思いついたと語っている。愉快な曲調だが歌詞は当時殺伐としたビートルズ内の雰囲気から逃げたい(海の底に逃げたい)というものになっている。

I Want You (She's So Heavy) - The Beatles
ボーカル作曲ともにジョンレノン。オノヨーコへに捧げた曲である。ビートルズの歌詞のある曲の中で一番長い曲となっている。実際の演奏時間は8分4秒だったが、ミックスを聴いていたジョンが「そこでテープを切れ!」と叫びこの形になった。

Here Comes The Sun - The Beatles
ボーカル作曲ともにジョージハリスン。親友のエリッククラプトンの家にてエリックにギターを借りて作られた曲である。レコーディングはその時ジョンが自動車事故で負傷していたため3人だけとなっている。Somethingとこの曲はジョージの最高傑作として世界に知られている。

Because - The Beatles
作曲はジョンレノン。ボーカルはジョン、ポール、ジョージの声をそれぞれ3回重ねたものとなっている。オノヨーコがピアノで月光ソナタを弾いている時にジョンが譜面を逆さにしてそのままヨーコに演奏させたメロディがインスパイアされてできた曲である。ポールとジョージはこれがアビーロードの中で一番好きと名言している。

ここからはアビーロードで有名なメドレー形式

ポールとプロデューサーのジョージ・マーティンが、『アビー・ロード』がバンドとして最後のアルバムとなる可能性を考え、未完成となっている多数の楽曲をメドレーとしてまとめることにしたのです。

You Never Give Me Your Money - The Beatles
ボーカル作曲ともにポール。ポールが妻のリンダと旅行中に書かれた曲だ。この頃ビートルズが設立した会社アップルが財政難に陥っていたため、「お金がない」という歌詞が綴られている。3:09秒からは童謡の引用である。

Sun King - The Beatles
ここから3曲続けてジョン作が続く。1:49秒からはスペイン語などの造語で意味はない。

Mean Mr Mustard - The Beatles
続けてジョン作。マスタード氏というホームレスの男の日常を綴った曲だ。次の曲ではその妹のパンがでてくるというストーリーになっている。

Polythene Pam - The Beatles
続けてジョン作。聴いてわかる人もいるかもしれないがこの曲はわざとジョンのきついリヴァプール訛りで歌われいてる。

She Came In Through The Bathroom Window - The Beatles
ここから先は全てポール作。この曲は実際にポールの家に女性がお風呂場から侵入してきた経験がもとになっている。

Golden Slumbers - The Beatles
ボーカル作曲ともにポール。レコーディングはジョン以外の3人(ジョンは自動車事故のため不参加)。メドレーの中でもこの曲からThe Endまで続く流れが最もアビーロードを表しており、最もファンの評価が高い。

Carry That Weight - The Beatles
ポール作曲、サビはリンゴを軸として4人全員のコーラスとなっている。「荷を背負う」というこの曲のメッセージは2つ「バンドの解散は生涯そのことに対して荷を背負う」「マネージャーだったブライアン・エプスタイン亡き後、バンドを纏め上げなければならないポールの荷を背負う」ということが表されている。

The End - The Beatles
メインボーカル作曲ともにポール。1:33秒からの最後の歌詞はシェイクスピアを追求して意味あるものにしたかったとポールは語っている。ジョンも「やれば出来るじゃん」と皮肉半分に賞賛している。最後の曲にふさわしく4人全員のソロ演奏が入っている。リンゴはソロを嫌っていたがポールの説得によりこの形になった。次の曲のHer Majestyはおまけ曲と言える。
Her Majesty - The Beatles
ボーカル作曲ともにポールマッカートニー。レコーディングもポールのみ。公式発表曲の中では一番短い作品である。曲の冒頭に入っている「ジャーン」という音は「ミーン・ミスター・マスタード」の最後の一音。レコーディングエンジニアが最後にとりあえず付けておいたものがそのままアルバムになったので、エンジニアに感謝したい。

まとめ


ビートルズ解散が危惧される状況のなか制作されたアルバム「アビーロード」。「レットイットビー」のレコーディングの時点でビートルズの関係性は完全に終わっていましたが、ポールがプロデューサーのジョージ・マーティンに「もう一枚アルバムを作りたい。プロデュースしてほしい」と電話したことで作り上げられた傑作です。

ビートルズを語る上で欠かせないのはやはり「ビートルズの仲の悪さ」ではないでしょうか?
音楽の良さだけに限らず、音楽の裏側での葛藤などもファンを惹きつけたはずです。ビートルズを最初から育ててきたマネージャー、ブライアン・エプスタインの死に続き、ヒット曲を量産してきたポールが次第に発言権を持ち、それに他の3人が不満を持ち始め4人それぞれが自分の思うように制作ができなくなったため解散に至る、というストーリー。もしこれが仲良しこよしのグループであったら少し聴こえてくる楽曲の印象も変っていたことでしょう。特に歌詞の深みに違いが出ていたはずです。
グループの感情をそのまま表現できていた最高のアルバムといえます。

レコードジャケット写真史上最も有名なアルバムですが、ロンドンにあるこのアビーロードは有名になりすぎてしまってこの横断歩道で写真を撮る人によって接触事故や死亡事故まで起きています。

また、このジャケットのせいで「ポール死亡説」という都市伝説まで生まれています。
理由は、
4人の中でポールが1人だけ裸足=(死人)
タバコを利き手ではない右手で持っている=(替え玉)
ジャケットに映っている車のナンバーが「28IF」=(「もし」ポールが生きていたらその当時28才)
白スーツで長髪にひげを蓄えているジョン・レノン=(牧師)
黒いスーツを着ているリンゴ・スター=(葬儀屋)
デニムシャツにジーンズ姿のジョージ・ハリスン=(墓堀人)
などと解釈されいます。たしかに言われてみればすごい一致感がありますね。
もちろんポールは2019年現在も生きています。

「アビーロード」、いかがでしたでしょうか?
このサイトはパソコンであれば自動でフェードインフェードアウトで次の曲が再生されます。
ぜひパソコンで聴いてみてください!
 
 
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